βカソモルフィン

■ 第1形態:ドロリ乳酸おばけ

<解説>
牛乳のプールで溺れかけていたところを、消化酵素に見つかって渋々実体化した哀しきモンスター。常に「ダルい…」「帰りたい…」と呟いており、その場にいるだけで周囲のやる気を根こそぎ奪っていく。腸壁にしがみつく粘着力だけは無駄に強く、剥がそうとすると「やめろよぉ~」と泣き叫ぶ。こいつが大量発生すると、お腹がゴロゴロと不満を漏らし始めるらしい。


■ 第2形態:脳内ニート誘発体

攻撃力
1,199
体 力
3,500

<解説>
粘着質な怠惰が凝縮され、ついに脳へ直接アクセスする能力を手に入れた進化系。注射針のような触手で、宿主の脳内に「働きたくないでござる」という強力な電波を流し込む。こいつに取り憑かれると、休日は一歩も布団から出られなくなり、明日への活力が全て動画サイトの巡回に費やされるという恐ろしい呪いにかかる。現代社会の闇が生んだ悲しきクリーチャー。


【ロバストネス・メモ:専門家による補足】

実在する「βカソモルフィン」とは?
βカソモルフィンは、牛乳に含まれるタンパク質「カゼイン(特にA1型と呼ばれる種類)」が、消化酵素によって分解される過程で生成されるペプチド(アミノ酸の結合体)です。
この物質は「オピオイド様作用」、つまりモルヒネに似た構造を持っており、消化管の運動を抑制したり、腸の粘膜に影響を与えたりする可能性が研究されています。一部の人にとっては、お腹の不調や、なんとなく体が重だるいといった症状の原因になるかもしれない、と考えられている「ちょっと厄介な成分」です。

ヴィラン攻略法:腸壁ガードと自分との対話
βカソモルフィンの影響は個人差が非常に大きいため、全員が避けるべきというわけではありません。ロバストネス(強靭な健康)な体を維持するための攻略法は以下の通りです。

  1. 「A2ミルク」を試してみる: 最近では、このβカソモルフィンを発生させにくい「A2型カゼイン」のみを含む牛乳(A2ミルク)も販売されています。牛乳でお腹がゴロゴロしやすい人は、一度試してみる価値があります。
  2. 腸内環境(腸壁)を整える: 腸のバリア機能がしっかりしていれば、不要な物質の侵入を防ぎやすくなります。食物繊維や発酵食品を積極的に摂り、腸の防御力を高めましょう。
  3. 自分の体調と相談する: 牛乳や乳製品をとった後、体調がどう変化するかを観察してください。「なんとなくダルい」「お腹が張る」と感じる場合は、摂取量を減らすか、一時的に控えてみるのも一つの戦略です。自分の体に合う食材を見極めることが、真の健康への近道です。
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