カタラーゼ

■ 第1形態:バブル掃除当番

<解説>
体内の毒素処理班に配属された、極度の潔癖症。
「過酸化水素」という猛毒を見つけると、恐怖のあまり口から泡(酸素)を吹いて気絶する。
その泡が結果的に毒を無害な水に変えていることに、本人は気づいていない。
趣味はレバーを食べること。特技はオキシドールをかけられた時の発泡パフォーマンス。


■ 第2形態:ハイパー・バブリー・マン

攻撃力
350
体 力
8,000

<解説>
恐怖が限界を超え、自ら酸素ボンベと化した姿。
体内で発生するあらゆる活性酸素に対し、圧倒的な「泡パ」を開催して無効化する。
必殺技は、周囲の毒素を一瞬で水に変える「ハイドロ・スプラッシュ」。
最近の悩みは、頑張りすぎると自分の出した酸素でちょっとハイになること。


【ロバストネス・メモ:専門家による補足】

実在する「カタラーゼ」とは?
カタラーゼは、私たちの肝臓や赤血球、腎臓などに多く存在する「抗酸化酵素」の一種です。
エネルギー産生の過程などでどうしても発生してしまう有害な「過酸化水素(活性酸素の一種)」を、瞬時に「水」と「酸素」に分解無毒化する、極めて重要な役割を持っています。

オキシドール(消毒液)を傷口にかけるとシュワシュワ泡が出るのは、傷口の細胞に含まれるカタラーゼが反応して酸素を出しているからです。
最近の研究では、毛根に過酸化水素が溜まるとメラニン色素が破壊され「白髪」の原因になることが示唆されており、カタラーゼ不足は白髪や老化の進行に関連すると言われています。

ロバストネスな活用法(酵素の活性化)
カタラーゼそのものをサプリで飲んでも、胃で消化されてしまうため効果は限定的です。体内のカタラーゼを「働かせる」アプローチが必要です。

  1. 材料(補因子)を届ける:
    カタラーゼが働くには「鉄(ヘム鉄)」が不可欠です。レバー、赤身肉、カツオなどを適切に摂取しましょう。貧血気味の人は、防御力が下がっている可能性があります。
  2. 相棒(マンガン)を摂る:
    酵素の働きを助けるミネラルとしてマンガンも重要です。ナッツ類、大豆製品、生姜などに含まれます。
  3. 「生の食品」を取り入れる:
    加熱していない生の野菜や果物には、植物由来のカタラーゼが含まれています(大根おろしなど)。これらは消化を助け、体内の潜在酵素の浪費を防ぐことで、結果的に抗酸化酵素の余力を生み出します。

💡 今日のアクション:
焼き魚には必ず「大根おろし」を添えましょう。大根にはカタラーゼが豊富です。魚の焦げ(酸化物質)を中和し、胃腸の負担を減らす、理にかなった最強コンビです!

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