ヘスペリジン

■ 第1形態:スジ・ブルブル

<解説>
こたつでみかんを食べる際、無意識に剥がされ捨てられる「白いスジ」たちの集合無意識が生んだ悲しきモンスター。
常に何かに怯え、ブルブルと震えている。極度の末端冷え性で、彼が触れた場所から急速に体温が奪われていく。口癖は「どうせ僕なんて…皮と一緒に捨てられる運命なんだ…」。しかし、彼を綺麗に取り除けば取り除くほど、みかん本体の栄養価が下がっていくというジレンマを抱えている。


■ 第2形態:熱血スジ・キング

攻撃力
800
体 力
3,500

<解説>
捨てられ続けた怨念が一周回って熱エネルギーに変換された姿。「スジを通す」ことに異常な執着を見せ、曲がった血管や滞った血流を許さない。
体温が常に42度を超えており、触るだけで低温火傷を負う。彼の通った後は血管が強制的に拡張され、全身がポカポカを通り越して熱帯夜状態になる。冬場は重宝されるが、夏場はただの迷惑な存在。必殺技は、相手の毛細血管に白いスジを絡みつかせて無理やり強化する「強制ギブス・スジ縛り」。


【ロバストネス・メモ:専門家による補足】

実在する「ヘスペリジン」とは?
ヘスペリジンは、ポリフェノールの一種で「ビタミンP」とも呼ばれる柑橘類由来の成分です。特にみかんの皮や、果実と皮の間にある白い綿状の部分(アルベド)に高濃度で含まれています。

理学療法士の視点から見ても、ヘスペリジンは非常に優秀な「循環サポーター」です。主な働きは、毛細血管の強化と血流改善です。血管の透過性を適切に保ち、壊れやすい毛細血管をしなやかに維持することで、体の隅々まで血液と酸素を届ける手助けをします。これにより、冷え性の改善や、血管の老化防止(動脈硬化予防)といった効果が期待されており、まさに体を内側から頑丈にする「ロバストネス」な成分と言えます。

ヘスペリジンのロバストネス活用法

  1. 「白いスジ」は捨てずに食べる!
    みかんの白いスジには、果肉の数十倍〜数百倍ものヘスペリジンが含まれていると言われています。見た目や食感が気になるかもしれませんが、ロバストネスな肉体のためには、スジを綺麗に取ろうとせず、そのまま食べるのが最も効率的な摂取方法です。
  2. 「陳皮(ちんぴ)」を活用する
    みかんの皮を乾燥させたものは「陳皮」という漢方の生薬になります。これを砕いて料理のアクセントにしたり、お風呂に入れて「みかん湯」にしたりすることで、内側からも外側からも血行促進効果を得ることができます。
  3. 冬場の運動前に摂取
    寒さで体が縮こまっている時の運動は怪我のリスクが高まります。ヘスペリジンを含む食品を摂取して末梢の血流を促しておくことは、ウォーミングアップの効果を高め、より安全で効果的な運動につながるでしょう。
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