■ 第1形態

<解説>
赤ワインを飲み干した後のグラスの底に、たまにいるザラザラしたアイツ。それがレスベラトロールの仮の姿だ。
普段はブドウの皮の裏側で、「最近の若いもんは紫外線を浴びなさすぎじゃ…」とブツブツ愚痴をこぼしている。
「渋いね」と言われるのが最大の褒め言葉だが、その渋みが実はとんでもない防御力を持っていることに、本人すらあまり気づいていない哀愁漂う存在。
■ 第2形態

攻撃力 5,800
体 力 4,500
<解説>
ついに覚醒した姿。「サーチュイン」という名の長寿遺伝子パトロンを見つけ、急に自信満々になった。
剣子に乗ってワインとして摂取されすぎると、宿主の肝臓が悲鳴をあげるため、結局あまり活躍できないというジレンマを抱えている。
【ロバストネス・メモ:専門家による補足】
実在する「レスベラトロール」とは?
レスベラトロールは、ブドウの皮や赤ワイン、ピーナッツの薄皮などに含まれるポリフェノールの一種です。植物が紫外線や病原菌などのストレスから身を守るために作り出す防御成分(フィトアレキシン)でもあります。
人間が摂取すると、非常に強力な抗酸化作用を発揮し、細胞をサビつき(酸化)から守ります。さらに、近年最も注目されているのが「サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)」を活性化させる働きです。これにより、老化の抑制や代謝の改善が期待され、アンチエイジング研究の分野で熱い視線を浴びています。
ロバストネス(強靭な健康)のための活用法
「ロバストネス」な体を手に入れるための戦略として、レスベラトロールは優秀な援軍になります。
- 摂取源を意識する: 赤ワインが有名ですが、アルコールが苦手な人は、ブドウジュース(皮ごと搾ったタイプ)や、皮付きのピーナッツ、ベリー類から摂取しましょう。
- ワインは適量を: 「体に良いから!」と言って飲みすぎれば、アルコールの害がメリットを上回ります。適量(グラス1〜2杯程度)を嗜むのが、真のロバストネスの戦い方です。
- 運動との合わせ技: 実は、サーチュイン遺伝子を最も強力に活性化させるのは「適度な運動」と「カロリー制限」です。レスベラトロールだけに頼るのではなく、運動習慣の補助ブーストとして活用するのが最も賢い戦略と言えるでしょう。

