実践で学んだ多くのスキルや注意点を伝達するNOVAST®ストレッチ

技術の多くは実践で学ぶ

私が理学療法士の国家資格を取得したのは2009年のことでした。専門学校と通信大学のダブルスクールで4年間専門知識について学びましたが、現場で役立ちそうな技術はほとんど教わっていませんでした。どちらかというと、学生時代アルバイトでデイケアセンターのリハビリ室で、理学療法士や鍼灸師の先生に教わったことの方がよっぽど多かったぐらいです。学校が悪いというわけではなく、技術に関しては現場でしか学べないことがたくさんあるのです。2020年、今では理学療法士として毎日何人ものクライアント様を担当させて頂いて、毎日が勉強になっています。

やってみて初めて気づいたたくさんの注意点

もちろん、学校でも技術の練習をします。友達は熱心な人が多かったので、授業以外の休み時間や休日でも練習をしていました。正直、初めての実践は自信がありました。アルバイトでも多少の経験があったし、実習でも良い成績を頂きました。卒業時には頑張った甲斐があって表彰もして頂きました。ところが、いざ整形外科に勤務してクライアント様の身体を触ると一人ひとりが全然違うことに驚きました。スムーズにリハビリが進む方もいますが、決められた時間内に結果を出せないことがたくさんありました。『何か、間違ってない?』と言われたこともありました。痛かったのだと思います。未熟で本当に申し訳なかったです。評価の方法、問題点の抽出、触り方、ポジショニング、施術方法、求められたことに対する結果とその説明など、全てにおいて未熟でした。クライアント様の身体でたくさんのことを教わったと、今では実感しています。

教わったことは必ず今後に活かす

こうして教わったことは必ず今後に活かします。NOVAST®も私の経験を踏まえてメンバーに技術を伝達していく活動の一環です。学校で習うような基礎はもちろんのこと、こんな風に触ると違和感がある、脚をこう持つと痛みがでる、ストレッチの方向はこっちが正しくて、こっちに伸ばすと関節が不安定になる、など細かな点まで伝達しています。私の伝えたいことが必ず伝わるようにセミナーは少人数制にしています。また、メンバーには困ったときにはいつでも連絡してほしいと声をかけています。ケーススタディで紹介していきますが、時々難しい質問もあります。直接クライアント様の身体を触ってみないと分からないことが本当にたくさんあるからです。それでも似たケースの話などで納得して頂けることがあるので、今後もしっかりサポートしていきます。

ますます良くなるNOVAST®ストレッチ

NOVAST®ストレッチは今後もますます良くなっていきます。なぜならメンバー一人ひとりが実践でたくさんのクライアント様の問題に対応しているからです。どれだけ理論を並べても実際のケースで学んだことには敵いません。一件ずつ経験を積んで、納得して、次のステップへと研鑽を重ねていく必要があります。かく言う私もまだまだ未熟です。もっとたくさんの経験を積んで、技術を磨いていきます。みんなで力を合わせてNOVAST®ストレッチをもっともっと良くしていきましょう。このホームページがその一助となれば幸いです。

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