いきなりですが、あなたはいつもベストパフォーマンスで試合や競技に臨んでいますか?
そして、勝つ、負ける以外に、あなた自身が取り組んでいる競技やスポーツにおいて、大きな満足感や充実感を感じることはできていますか?
ベストパフォーマンスを目指す
古代ギリシアのオリンピック英雄のMiloミロは、毎日小さな子牛をだきかかえて一定距離まで運び、次第に成長していく子牛を使ってトレーニングを続けた。このことから、トレーニングは漸増的であるべきということがわかりますが、あなたのトレーニングは試合で相手に勝つために、自分に勝つために、変化を体感できるよう取り組めていますか?
本日は競技でベストパフォーマンスを目指すために大切な事をお話をしていきたいと思います。
ベストパフォーマンスで競技に臨むために大切なこと
1、ピリオダイゼーション
2、自分を知ること
3、特殊感覚を整えること
1. ピリオダイゼーション
競技あるいは試合の時にパフォーマンスをピークにできなければ、世界最高のコンディショニングプログラムも競技に何も意味を持ちません。
ピリオダイゼーションとは、競技あるいは試合の時期に合わせて、オフシーズン期間あるいはプレシーズン期間に応じてトレーニングサイクルを進めて、いざ本番の時に最高の状態を出すための計画を示します。
どんな人でもバッドコンディションの時がありますが、試合の時にいかに自分のコンディションを最高な状態に持っていけるか、ここが鍵となります。私たちは、いつ、どのようにすれば、ベストパフォーマンスを出せるのかを計画し、理解する必要があります。そのためには、まず
《己を知る》ことが大切です✴️
2. 自分を知る
あなたは、自分にはどんな強みや特性があるかご存知ですか?
□私は真面目な人間だ
□私はいつも明るく発展的な人間だ
□私は粘り強く根性がある
□私はジャンプしたり弾むような動きが好きだ
□私は接近戦でインファイトで戦うのが好きだ
□私はプレッシャーに強く、チャンスで必ずヒットを打つ など、
[自分は〇〇な人間だ🧑]と書き出してみましょう!
そして、今ご自分がされている、あるいは、子供さんであったり、サポートしている選手の方がいれば、その選手の方にはどんな特徴、持ち味があるのか、人間性も含め、書き出してみてください😊
ちなみに私は、元プロボクサーですが、決して殴ることも、殴られることが好きだったわけではありませんが、自分に打ち勝つ強さに惹かれボクサーになりました。鈍臭い不器用な人間でしたが、プロボクサーとなって初めての試合で勝った時は最高の瞬間でした。振り替えると、そのような結果を出すことができたのは、1番に自分が自分を信じていたからと思います。試合前の最終調整のスパーリングで疲れがたまり、全く身体が動きませんでした。周りからは、この子ホンマに試合やれるんか? 大丈夫かいな😓と見えていたと思います。アマチュアボクサー時代では経験したことのないハードな練習で、身体の余裕は全くありませんでしたが、試合までの期間、私はいつも自分と対話し、試合の時に全部出し切れるよう考えながらトレーニングしていました。長くなりましたが、まずは自分を知ること、ここが競技本番にベストコンディションでのぞむ鍵🔑となると私は思います。
どんな人間かを知る👉心地よい自分でいるための方法を知る
そこで大切になってくるのが特殊感覚である五感です。
3. 特殊感覚《五感》
人間には、五感👉👉👉味覚、聴覚、視覚、嗅覚、触覚 があります。
そしてその五感を通して私たちはいつもリラックス💆したり、興奮🕺、したりとバランスをとっています。そうです、これを感性と言います。感性を研ぎ澄ますことで、周りの情報をより早くキャッチし行動に移すことができます。野球で言うと、自分のそばにライナーが飛んできてもパッと手を出してキャッチする、など。コンディショニングで言えば、自分の心や体調の変化、不具合に気づける、など。
この特殊感覚が整っていることで、感性が高まり、日々のパフォーマンスも上がっていきます。
トップアスリートがその例ですね。羽生選手があの高いパフォーマンスを打ち出すために、集中し高い緊張感で毎日過ごし続けていたら、、、どこで息を抜くのでしょうか?
答えは、彼がいつもくまのプーさんを持っていることが表していると思います。
自分の身体や心が今何を感じているのか、何を欲しているのかを感じ取る繊細な感覚があるからこそ、高いレベルでのパフォーマンスが得られるのではないでしょうか。
では質問です。あなたの五感は何が優位で何が感じにくいですか?
五感の整えかたや、感じにくくなっている理由も必ずあるので気になる方は一度ご相談ください😊
まとめ
以上、競技に臨むために大切な事を3つ書かせていただきました。
全てに共通するのは、
自分の体や心の状態を感じ取る感覚を整え、コントロールできる力や変化させれるを養うということです。ケガをして痛みがなくなったら治療終わりだと思い、自分で治療やリハビリを切り上げてしまう方がいらっしゃいますが、競技をされていて今後もっと活躍したいと思ってらっしゃる方においては特にケガの再発を予防し、ケガに陥った原因となっている部分の機能の改善が必要となってきます。
コンディショニングとは、ただ単純にトレーニングをすることではなく、自分の体の特徴や特性を知り、マインドを含めた施術、トレーニングが大切となってきますので、いま現在、何かのスポーツをされている方で、専属のマイトレーナーがいらっしゃるのであれば、ご自分のめざす競技、自分自身、社会における目標や目的を具体的にし、ご自身に合ったトレーニングやスキルを獲得できるよう、ぜひご相談し活躍されることを思っています。
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