アサーションを身につけてワンランク上のコミュニケーション能力を!

こんにちは!本日は使えるコミュニケーションスキルとして、「アサーション」を紹介したいと思います。クライアントや仕事上での同僚、夫婦間でも使えるスキルです。私も普段から、職場のクライアントや同僚に対して意識して使っています。ワンランク上の能力を身につけたい!という方は参考にしていただければ幸いです。

アサーションとは

アサーションとは一般的に「相手を傷つけずに、しっかりと自己主張できるコミュニケーションスキル」の事です。ある人は、「さわやかな自己主張」と表現しますが、その状況にあった自分の気持ちを上手く伝える事で周りとの人間関係を円滑に進める事ができます。もともとは、アメリカの心理療法から生まれたようです。アサーションを知る前に人間の自己表現の分類をまずは確認していきましょう。

自己表現の分類3つ(アグレッシブ・ノンアサーティブ・アサーティブ)

自己表現には大きく分けて3つの分類があります。それぞれ紹介していきます。

  1. アグレッシブ(攻撃型):相手の気持ちを考えずに自分の意見を優先するタイプ。「自分が一番」という思いが強く、相手の気持ちや反応を無視して自分の考えを押し付ける傾向にあります。自分が優位なるように相手を操作しようとします。
  2. ノンアサーティブ(非主張型):自分よりも相手を優先し、自分の事を後回しにするタイプ。相手の気持ちや態度を考えすぎてしまい、自己主張ができずに「自分のことをわかってもらえない」という気持ちが残ったり、あとで言い訳をしてしまうタイプです。
  3. アサーティブ(攻撃型と非主張型との間):自分の意見を正直に表現して、相手の意見も大切にするタイプ。その場に合った表現で自己主張をする事ができます。お互いの意見が違う事も踏まえて、両者が納得できる結論に導こうとする理想のタイプです。

いかがですか?自分はどうかな?周りの人でこんな人いるな。と感じませんか?③のアサーティブを上手く使える事がアサーションですが、クライアントや職場でアグレッシブやノンアサーティブの方を良く見かけます。冷静になって、自分と相手との対話を第三者的な視点で見る事がアサーションのコツでしょうか。では、次にアサーションに役立つ具体的な方法を紹介します。

DESC法(アサーションに役立つ方法)

実際にアサーションを使用して、コミュニケーションスキルを高める為に「DESC法」を用いると分かりやすいです。以下の通りです。

  • D:describe(状況を事実のみ伝える)状況や相手の行動を描写する。具体的かつ客観的に事実のみを述べる。相手の意図や自分の気持ちなどは含めない。
  • E:explain(自分の気持ちを説明する)自分の主観的な気持ちを感情的にならずに正確かつ建設的に表現する。
  • S:specify(提案をする)相手に望む行動や解決策、妥協案などを提案する。具体的で現実的な事を明確に述べる。
  • C:choose(代案を提案する)相手の反応がyes/noのそれぞれの場合、次にどうするか選択肢を提案する。

具体的に以下の例でみてみましょう。〇:良い例と、×:ダメな例を示します。

例)クライアントや患者さんが自主トレーニングを全くやっていなかった場合

【D:状況を事実のみ伝える】

×「何でやらなかったんですか。私の言う事を守らないと良くならないですよ。」(アグレッシブ型)

〇「今週は自主トレーニングはやれませんでしたね。」

【E:自分の気持ちを説明する】

×「やらないと良くならないと何度も説明しましたよね?」(アグレッシブ型)

〇「今週やれなかったのは本当に残念です。何かできない事情がありましたか?」

【S:提案をする】

×「やれなかったんですね…(何も提案をしない)」(ノンアサーティブ型)

〇「では、週2回位からやってみてはいかがですか?」

【C:代案を提案する】

×「やれなかったんですね…(上記と同じ)」(ノンアサーティブ型)

〇「そうですか…お忙しいんですね。では、お仕事の合間にできる方法もありますので、一緒に考えてみましょう。」

と、一見当たりまえの事かもしれませんが、意外と感情的になったり相手の事を考えすぎてノンアサーティブになる事も考えられます。クライアントや患者さんがノンアサーティブ型で、自己表現が少ない方もいます。うまく傾聴して引き出してあげるのもコミュニケーションスキルの一つです。こちらのDESC法を用いれば、信頼関係の構築を早く行えます。ただしこれはトレーニングが必要です。一朝一夕ではできません。この方法を初めて聞いた方は、日々トレーニングをしてみましょう!

さいごに

本日はアサーションについてお話ししました。いかがでしたか?相手とのコミュニケーションには、冷静に客観的視点で行うと円滑に進む事が多いです。すぐに答えを求めたり、自分の気持ちを焦って伝えずに「間」を恐れずにアサーションしていく事が重要です。コロナ禍で家族といる時間も増えています。夫婦生活も同様で、「言わなくてもわかってよ…」と心の中で悶々とせずに、「さわやかな提案」がお互いにできるとストレスの無い良好な関係が築けるかもしれませんね。

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