正しい姿勢を獲得するために大切なこと

四足歩行から二足歩行へ

人類に近い動物には、ゴリラ🦍オラウータン、チンパンジーなどがいます。

人は、完全な二足歩行ですね。生物としての二足歩行が骨格全体にどのような影響を与えているのかは、人とチンパンジーの骨格を比較すると分かりやすいかと思います。四肢動物は四肢を使って移動するため、肩まわりや腕の筋肉が発達しています。また、前を向いて獲物を狙い、噛み砕くため首まわりの筋肉も発達しています。

対しての脚は腕よりも長く、股関節の動きが大きく腸腰筋という筋肉の張力によって腰椎の前弯に反りがあります。そして、顎も小さく現代人の多くに顎のまわりの筋肉の発達が未熟であったり偏っていたりと、顎関節症という名前を耳にすることがあるかと思います。

正しい姿勢を獲得するためには❓

ヒトは二足歩行へ変化したことで、手に体重をかけて活動する機会が減りました。その結果、肩まわりだけでなく首や腰の筋肉までが弱くなり、首や肩のコリや腰痛に悩んでらっしゃる方が増えました。

仕事などでの単調な動作の連続や、ストレス、首や腰への局所的な疲労の蓄積、睡眠不足、栄養バランスの偏りなど、いつも効率の良い姿勢を保つためには、たくさん意識を向けるところがあります。

自分の身体がいつも良いコンディションでいられるためには❓

「良い姿勢」は、誰がつくりますか❔

「良い姿勢」は、コルセットや何かを装着すれば維持できますか❔

大事なのは、見える部分だけでなく、見えない部分にも目を向ける事 です。

身体は、食べたものや、普段の心の状態によって変化します。姿勢も同じ。

正しい医学的な理論、解剖学、生理学、運動学などの治療法に基づいて心身全体にのバランスを整えることが大切です。

心身ともにすごく調子がいい日、すごく悪い日の波を出来るだけ小さくしていけれると良いと思います。

セラピストにとって大切なことは、姿勢を改善したいと希望するクライアント様に対して、きちんと評価に基づき、科学的根拠にそった質の高いサービスを提供するとともに、クライアント様が良い姿勢を維持する目的や、良い姿勢を維持できない原因を問題提起を明確に伝え、理解、掲げた目標に対して協力して頂けるよう行動していくことが大切です。

 

 

 

 

 

 

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NOVAST®インストラクター

これまでにも、たくさんの方にパートナーストレッチの認定資格NOVAST®インストラクターを取得していただきました。

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