回復期病院での入院生活 排泄について

回復期病院入院生活 排泄について

こんにちは。野々川です。

今回は排泄ついて話そうと思います。

排泄に関しても色々な確認事項があります。車イスや歩いての移動が一人で行えるようになっても、排泄は職員の付き添いが必要となる場合があります。一人でトイレを済ませるするためには

  1. 尿意・便意が正確で失敗がない
  2. 便座への乗り移りが安全に行える
  3. ズボン・パンツの上げ下ろし、お尻が安全に拭ける
  4. ドアの開け閉め・手洗いが安全に行える
  5. 忘れずに後始末ができる
  6. ナースコールを押すことができる

になります。

便座への乗り移りはに関する重要なポイントは、

ベッドへの乗り移り

と同じなので上記を参照してください。

 

①尿意・便意が正確で失敗がない、③ズボン・パンツの上げ下ろし、お尻が安全に拭ける

入院生活においては尿意・便意が”正確で”失敗がないと言いましたが、極端な話失敗がなければいいのです。トイレの回数が多くてもいいのです。とは言ったものの尿意や便意を感じたが排泄はなかった(空振り)場合が少ないことに越したことはありません。トイレの回数が多いとそれだけ活動量が増えることに直結します。体力のある方は良いですが廃用症候群が進んでしまっている方は回数を重ねるごとに介助量が多くなったり、疲れてしまいリハビリが進まなくなってしまったりしてしまいます。そういう方は、オムツ排泄にしリハビリにて体力をつけトイレ排泄の練習をしていき、体力がついてきてから普段のトイレ排泄が開始されます。ご高齢の方には夜間帯のみトイレの回数が多いという方もみえます。夜間帯のトイレ回数が多いと睡眠不足になってしまい、リハビリが進みづらくなってしまいます。この場合は睡眠時間を確保するために、夜間帯はオムツ排泄、又はポータブルトイレでの排泄を選択することがあります。

私たち健常人は普段何気なくズボン・パンツ(下衣)の上げ下ろしを行っていますが、病気を患った方にとっては大変なことだったりします。ボーリングの玉ほどの重さのある頭を下げ、バランスを取りながら下衣を上げ下ろししなければならないからです。病院のトイレには便座付近に手すりが付いておりますが、手すりを利用する場合は片手で下位の上げ下ろししなければならないため多少時間がかかってしまいます。実はその時間がご高齢の方にはつらい時間となっていることもあります。さらにお尻を拭く場合は立っている時間が長くなり、それが原因でトイレに行くこと自体が嫌になってしまった事例もあったほどです。

お尻を拭く動作に関しては人それぞれですので、こういうやり方がいい!!というのはありません。安全にできればいいと思います。

④ドアの開け閉め・手洗いが安全に行える、⑤忘れずに後始末ができる

ドアの開け閉め・手洗いが安全に行えるというのは、歩いてトイレに来ている場合は支持物を使わないでバランスを崩さずに行えるか、又は、トイレ内を車イスで移動できるかというのが重要なポイントです。あとは単純に忘れないかというところです。ドアの開け閉めは最悪忘れても大丈夫ですが、後始末は忘れてはいけません。忘れる方はちょくちょくいらっしゃいます。中には職員が一緒にいるため「やってくれると思った」という方もいらっしゃいますが基本的に何事もご自分でできるように支援していますので自分でやるように心がけてください。

⑥ナースコールを押すことができる

ナースコールに関しては自立検討の際は評価ポイントにはなりませんが、トイレ時の下衣の上げ下げは安全に行えるが移動は見守りで行っている方などは重要なポイントとなります。ナースコールができるかどうかでトイレを一人で済ますことができるかが決まってきます。職員側はトイレ介助に慣れていますので特に感じませんが、用を達する側としては用を達しづらいと思いますのでぜひ忘れないようにしてください。

最後に

以上で回復病棟における入院生活に関しての記事に区切りをつけたいと思っております。

次回からは介護者向けに退院後の生活についてを書いていこうと思っております。

ではまた!!

 

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